新HSK6級高得点獲得に向けて!!

中国から発信する中国語学習への取り組み

ブログタイトル変更

唐突ですが、本ブログのタイトルを

新HSK6級満点へ向けて!! ⇒新HSK6級高得点獲得に向けて!!

へ変更しました。

 

中国語の勉強をあまりしていない中で何を書こうかなと思っていたときに、とりあえず新HSKとは関係ない記事も増えてきましたし、かといって、自分の中国語レベルを新HSK6級で高得点を獲得できるレベルまでアップさせたいという意欲はまだありますので、ちょっと曖昧なタイトルに変更しました。要は言い訳です(笑)。

 

一方で、新HSK6級満点取得というのは、ただ単に自分に発破をかけていただけであって、元々それ自体に意味があると思っていたわけではありません。中国で、または中国に関する仕事をしていく中で、徐々にアップさせれば良いと思ってますし、また、アップしなくて現状維持でもそれはそれで他人の力を借りれば良いと思っています。

 

いろいろやりたいこと、やらなければならないことがあるなかで、自分一人ではどうにもならないことが多くなってきました。中国語力も確実に向上してますが、それでもやはりわからないことは多くあります。それをわかったフリして仕事に影響がでるようだとダメです。

 

こんなことを書くとやる気が無くなったのかと思われるかもしれませんが、要は気楽にいこうと、所詮語学はただのツールですし、いくら頑張ってもネイティブレベルに達することはありません。

 

ということで、また気が向いたら、そして、更新すべき内容があったら更新します。結局今日は何も書いてない気がしますので。。。

香港マラソン2016に参加しました!

暫く更新しなかった上に中国語と全然関係ない内容ですみません(笑)。

 

昨日参加したのはハーフマラソンでしたが、今回が自身初のマラソンで、かつ練習は1ヶ月前にフルマラソン常連の友人と1回走っただけ。しかも、腹筋と右膝痛により5キロ強しか走りませんでした。

 

昨日の体調はいつもと変わらなかったものの、練習不足と降りしきる雨でどうなるかと思いましたが、結果は完走。ハーフマラソンの制限時間である3時間以内にゴールに辿り着き、初マラソンながら記録も残すことができました。

 

とにかく、練習不足でしたし、膝などに問題を抱えているのは自覚してました。また、マラソン常連の友人知人より、最初飛ばす人が多いが、とにかく自分のペースで走れとのことでしたので、最初からバンバン抜かれても気にせずマイペースで走りました。

 

開始当初からかなり雨が降っていて閉口しましたが、よくよく考えるとずっとシャワーを浴びているのと同じなので汗もかかず、暑いのが苦手な私には良かったかもしれません。また、雨に気を取られて(笑)、マラソン自体は全然キツイとは思いませんでした。その昔、富士山登山した際に、一番キツイ9合目前後で雨に降られましたが、友人曰く、雨に気を取られてキツさが和らいだと言っていたのを思い出しました。

 

いずれにしても、4kmまでに2回靴紐を結び直しましたが、10kmまでは至って順調、10kmを超えてからは体力は全然余裕でした脚や膝が徐々に痛くなってきたため、所々で歩くようになりました。ただ、3時間以内に完走しないと記録がつかないことを知っていましたので、歩いては走って、飲み物やバナナやチョコもしっかり食べて(笑)、また、歩いては走って、そして、所々で写真や動画を撮りつつ(笑)、トンネルを過ぎた後は傾斜や上下の起伏が激しくてまた閉口しましたが、何とか記録を残すことができました。

 

終了後は体が冷えたのか両膝と両足付根の痛みが激しく、よちよち歩きしかできなくなり、救護センターで変な塗り薬を塗りましたが臭いだけで全く効果がありませんんでした。結局、じっとしてても良くならず、また、昼からの打ち上げに参加しなければならなかったので、仕方なくよちよち歩きで地下鉄で移動、コーズウェイベイからティムサーチョイまで移動するのに2時間程かかってしまいました(涙)。この痛みはどうなるかと思いましたが、打ち上げの食べ放題でたらふく食べ、夜は友人とインドカレーをたらふく食べた結果、それだけでもかなり回復しました。

 

私の過去のチャレンジ歴は、ヒッチハイクで一周、バンジージャンプ、富士山日帰り登山で、最近は久しくチャレンジしてませんでした。今回は友人に香港は橋の上を走れるので気持ちいいよとフルマラソン(因みに、前日に知ったのですが、ハーフマラソンは橋の上を走りません。ただ、結果的に雨がひどかったので橋の上を走らなくて良かったです。)に誘われ、嫌々ハーフマラソンで妥協しましたが(笑)、最終的に申し込みを決断したのは、チャレンジすることに飢えていたのかもしれません。

 

まぁ、中国で事業をしていること自体が大きなチャレンジかもしれませんが(笑)、一晩寝て起きた今は大きな痛みもなく、参加して良かったと思えるマラソン大会でした。

近況報告

前回から5ヶ月ぶりの更新です。

 

この間、特に何かあったワケではありません。この5ヶ月の間に数回日本へ行きましたし、最近は特に香港によく来ています。今も香港から更新しています。

 

去年受かった新HSK6級を今年受けたら落ちたというのは前回書きましたが、それ以降は忙しかったとうこともあり、更新しなきゃなぁ~とたまには思い出すものの、特に日本と香港にいる間はバタバタしていて毎回忘れてしまっておりました。

 

いずれにしても、私の中国語の運用能力自体は確実に上っているものの、試験は試験用に勉強しないと点は取れないというのは前回痛感しました。一方で、私の場合は自分で事業をしているため、新HSK6級の点数を上げて就職に生かすという動機もなく、毎年春に受験していましたが、来年の春に受けても試験勉強しなければまた落ちる可能性も十分あります。

 

まぁ点数自体にあまり意味はありませんが、このブログで満点を目指すと吠えた以上、そこまでやる気はあります。ただ、現状は試験勉強もせずに一年や二年でそこに辿り着くことは無いと悟りましたし、今は特に新規事業に取り組んでいる最中であり、仕事優先ですので、新HSK6級の試験勉強をする気はさらさらありません。

 

いずれにしても、恐らく来年の春は受験せず、頃合いを見計らって再トライすることになると思います。

 

では、また気が向いたら更新します。

新HSK6級、第二回受験結果発表!

まぁ一言で言うと。。。落ちました(笑)!

 

正直、新HSK6級は、去年の3月に受けて186点という合格レベルの点を取っており、かつここ1年間はほぼ中国におりましたので、200点超えはもちろん、230点、240点ぐらいも十分あり得ると思ってました。

 

ただ、結果は惨敗。。。以下、詳細です。

 

去る5月16日に新HSK6級を再受験しました。

昨年の3月に既に合格レベルに達してましたし、私の場合はこの点数を使ってどうこうするワケではありません。ただ単に、現時点でのレベルチェックと自己啓発のために毎年この時期に受験しています。

 

これ自体は3年前に4級を受けた時から同じスタンスですが、4級、5級ともにほとんど準備せずとも一回目で200点を超えました。

 

ただ、流石に6級は内容のレベルが違ったため、去年受験時の考え方としては、まず6級はとりあえずギリギリでも構わないので合格ラインに乗せ、の後は毎年受けて徐々に上げていこうと思っていました。

 

よって、去年受験時はそこそこ準備し、目標通り186点というギリギリの水準までもっていくことに成功しました。

 

ところが、なんと今回は点数が下がって落ちてしまいました。
※現在、5級と6級は点数のみで合格・不合格の判定はありません。ただ、以前は他の級と同様、満点の60%以上で合格でした。

 

点数を抜きにして考えた場合、つまり客観的に見て、一年前と比べて今の方が中国語の運用能力は確実に上がっていますし、仕事でも毎日使っており、知識も確実に増えています。

 

ただ、今回受験してわかったのは、それと新HSKのテストとは別ものだということです。

 

今回実際に受けて、うすうすひょっとしたら去年と同じぐらいかなとは思ってました。

 

また、一言で仕事と言ってもその内容は千差万別で、仕事毎に問われる能力が違うように、問われる中国語の知識や能力も当然変わってきます。

 

つまり、たとえ自分の仕事における中国語運用能力が4級から6級に上がったとしても、新HSKで問われる能力に変化がなければ当然点数に反映されません。


また、前回は本当に運が良かっただけです。
というのも、縮写の内容が、「虎の威を借りる狐」であり、最初の10分で問題なく理解することができました。一方で、今回は読んでもまったく頭の中に入ってきませんでした。よって、書けた内容もかなり幼稚で、縮写に限っては半分も取れれば良い方だと思ってました。

 

かくして、聴解と読解の点数がほとんど変わらなかった結果、縮写の大幅減点の影響で合格点を下回ってしまったのです。


何度も書きますが、中国語を「聞く」「書く」「読む」能力は確実に上がっています。「話す」はまだまだ納得いかない点も多いですが、それでも確実に上っています。

 

というわけで、300点からは遠のいてしまいましたが、自分の中国語能力の中で去年から上がっていると思う部分がある一方で、変わっていないなという部分もいっぱいあります。


もっと客観的に考えると、中国に来てから一年目より二年目の方が、二年目より三年目の方が「慣れる」というだけで、それと語学能力はまったく関係ないといえるかもしれません。


唯一言い訳をするとすれば、これまでの3回はすべて紙で受験してましたが、今回はパソコンでした。受験をしていて若干の違和感を感じてはいましたが、その違いは思った以上にあったのかもしれません。

 

いずれにしても、腹が立ったので(笑)、半年後ぐらいを目処に、まずは200点を超えられるように、今度はしっかりと準備をしてからもう一回受けようかと思います。

 

そして、もう一年に一回受けるのはやめます。そもそもこういう動機づけが不純ですし、本気でやる気があれば日々努力すればよいです。

 

このブログの前の記事に語学は逆三角形の花瓶に水を入れていくようなもので、レベルが上がれば上がるほど水面が上がるのがゆっくりになると、つまり、努力に比して直ぐに結果が出難くなると書きました。

 

点数が下がったことは、しかも、今回初めて合格水準を下回ったのは、自分の中国語学習履歴に傷がつくようで残念ですが、ある意味調子こいてた自分に活を入れる意味は十分ありました。

 

実は以前TOEICを受けた時も自分では能力が上がっていると思っていても点数が下がったことがありました。人によって知識に偏りがあるのは当然ですので、その時の限られた問題数の中では当然あたりの時もあれば外れの時もあります。

 

つまり、今回の新HSK6級の結果も、TOEICの結果も、どちらも誤差の範囲内なんだと思います。

 

大事なのは、この客観的に突きつけられた問題、つまり、自分が勘違いしていたことを真摯に受け止め、また周りの言動に左右されず、そして、点数に一喜一憂せず、再び立ち上がって努力し続けることだと思います。

 

では、また忘れた頃に更新します。

再出発

2月17日から帰国していましたが、結局今日まで更新できずに終わってしまいました。

 

しかも、今からもう中国へ戻ります。

今回はまったく更新する余裕がありませんでしたので、次回香港か他の国に行く際にちゃんと更新します。

 

今回は2週間弱日本に居ましたが、さてこの滞在期間は私の中国語会話力に影響を与えるのでしょうか?

 

多分ないかな(笑)。

久しぶりの帰国を控えて

今ちょうど香港にいます。

実は最近、大陸側で日本語の本を読む会を立ち上げまして、香港にいる知り合いが日本語の本を譲ってくれるということで取りに来ました。直ぐ帰りますが、今ついでに本ブログを更新している次第です。

 

それはそうと、私は2月17日に大陸から直接日本に帰国しますので、これが本当に春節前(ちなみに今年の春節=旧正月は2月19日)最後の更新になります。

そこで、今回の中国渡航について本日一旦総括したいと思います。

 

今回は、2014年5月11日に成田から香港入りし、5月12日に大陸入りしてから初めての帰国となりますので、2015年2月17日に帰国するということは、実に丸9ヶ月連続して中国にいたことになります。その間、出張や旅行、所用を含めて一度も日本に帰国しなかったばかりか、その他の外国へも一度も行きませんでした。ただ、香港だけは今回を含めて5回行きましたので、パスポートにはその分のスタンプが増えただけです。

 

恐らくこの記録(どうでも良い記録ですが。。。)は今後破られることはないでしょう。これまでは半年を超えたことすらありませんでした。以前は、たとえ自分側に何も予定がなくとも、仕事やプライベートでの必要性によって、結局長くても4、5ヶ月連続での滞在に留まっていました。とは言ってもまだ1年未満ですので、子供として親の都合でこちらに来ていれば12ヶ月ぐらいまで増える可能性はあります(もし自分に小学生以上の子供がいたら、できる限りこちらで生活させます。)が、社会人としてこちらに来ている以上その可能性はありません。

 

ただ、外国連続滞在記録に限って考えれば、今後も伸ばせる可能性(無理に伸ばす必要はありませんが。。。)があります。よくよく考えると、外国連続滞在記録としても今回の9ヶ月は最長です。元々海外を飛び回って仕事したい自分としては、用がなければ日本へ行く必要はないと考えています。

 

まぁここまでどうでも良いことを書いてきましたが、要は、今の中国では、仕事とある程度の収入さえあれば、しょっちゅう帰国しなくても一切困らないということです。特に沿岸部の大都市に限って言えば、言葉が違うことを除けば日本で生活しているのとほぼ変わりません。

 

もちろん、日本に比べて不便なこともありますが、それは慣れだけの問題です。生活や交通インフラは大都市と地方での格差は大きいですが、それは日本とまったく同じです。

 

最近は食の安全について騒がれていることもあり、自炊する日本人も増えていますが、日本製の調味料は探せばほぼすべて手に入りますし、日本料理屋もそこらじゅうにあります。日本人向けのマンションもあります。

 

一方で、日本人に限って考えれば、政治的リスクを考慮しての規模縮小や、一部製造業の日本回帰の影響で今後人数が減る可能性はありますが、それでも10年前と比べると格段に増えていますし、今後市場として拡大していく中国のポテンシャルを考えると、日本人の数が改革開放直後の頃まで減るとは考えられません。

 

いずれにしても、中国で働く際には言葉や文化、それに習慣の壁は依然としてありますが、「海外で活躍したい!」と漠然に思っている日本人にとっては、これからもますます難易度が下がっていくと思っています。

 

少し話を戻しますが、私はここ9ヶ月間中国でもまれ続けた結果、中国語も野生の力?!もかなりパワーアップしました。だから余計に楽に感じるのかもしれませんが、一方でまだまだ中国に来たくないという話を聞くのも確かです。

 

でも、海外でしか発見できないことはいっぱいあります。

 

海外でしか出会えない日本人もいっぱいいます。

 

日本でも東京や大阪などの大都市に住んでいれば日本の至る所から来た日本人と出会う機会がありますが、中国ではその度合いがさらに広まりますし、基本的に社会人、学生を含めてほぼ異業種の出会いとなります。私は中国で働いている以上、友人の大半は必然的に中国人(その内の大半は広東ですが。。。)になりますが、日本人の友人もできました。そして、日本人との出会いは、日本とは違う新たな切り口でも出会いがあります。

 

こちらにいる日本人と話すと、皆さん海外生活でいろいろ苦労されているのがわかりますが、いずれにせよ、同じ日本人ということで、日本にいる時のようなミエナイカベはほぼありません。年齢、職業、社会的地位などの違いはあっても、ほぼ全員が気さくです。

 

これはある意味、私がまだまだ日本の延長線上で物事を考えていることに他なりませんが、日本人との出会いに限っても、良い意味でちょっと違う発見があって面白いですし、個人的には凄く気持ちが楽です。

 

また話を戻しますが(笑)、私はこの9ヶ月間、いろいろな集まりに積極的に参加し、かつ自分でもいろいろな会を主宰し、本当に多くの中国人、日本人の友人との出会いがありました。そして、中国のあることわざを身に染みて感じることができました。

 

没关系就有关系,有关系就没关系。

 

これは中国語として物凄く簡潔かつ的を得た言葉で、日本語に上手に翻訳するのは難しいですが、意訳すれば、「人脈がないのは問題で、人脈があれば問題ない。」となります。つまり、仕事にせよプライベートにせよ、人と人とのつながり、自分のネットワークの大きさはすべてにおいて重要だということを示している言葉です。

 

この言葉自体はだいぶ前から知っていましたが、私は最近になってようやくこの言葉の意味を理解できるようになりました。

 

私はこの9ヶ月間で、語学力やタフさ、その他のスキルが伸びたのは言うまでもありませんが、他人に言われることはあっても自分ではそれ程レベルアップしたという印象はありません。つまり、知人の多さではなく、仲間や友人の大切さに気づいたというこの一点が、今回の滞在を通して「レベルアップしたな。」と感じる一番要因である。そう思えてなりません。

 

それでは、日本帰国中にも一回くらいは更新したいと思います。

普通語の影響力

毎回香港に来て思うのですが、香港では普通語の方が英語より通じるというのが実感です。香港通の方、いかがでしょうか?

 

まぁそもそも私の英語力が怪しいので何とも言えませんが、
ただ、残念ながら香港人の中にはにはいきなり普通語で話しかけると態度が悪い人もいるため、最近は敢えて最初は英語で話しかけるようにしています。

 

それで、ホテルでのやり取りなど、ちょっとした会話ならそのまま英語で終わってしまいますが、ショッピングなどちょっと込み入った話になると、結局、“你会讲中文吗?(中国語を話せますか?)”となり、普通語で解決してしまいます。

 

せめて香港にいるときくらい英語か広東語でやり通したいのですが。。。まぁ馴れですね。大陸に居る時間、外国語では普通語を使う時間が圧倒的に多いため、仕方ないと言えばそれまでですが、今後の課題です。

 

話を戻しますが、普通語を話せますか?と聞いた時に興味深いのは、大抵の人は「あっなんだ普通語を話せるんだ。」という反応が返ってきます。

 

特に若い人はそうですね。若者は偏見が少ない上、最近では中学校から普通語を勉強するらしいです。また、香港全体で以前と比べて大陸からのお客さんが多くなり、普通語を使う機会が増えた影響で、普通語の方が英語より得意な香港人が多いというか、よく使うので自然とそうなったという人が多いように感じます。その証拠に、街をぶらついているとそこらじゅうで店員さんが普通語を話しています。

 

ただ、これは20代や30代の若い人に多い反応です。
年配の一部の人は普通語を話すと明らかに態度が変わる人がいます。

 

以前知り合ったある日本人は、香港では日本語を話せと言っていました。
もちろん通じるワケがありませんが(笑)、要は、まず日本語を話して相手に日本人だと認識させてから別の言語でコミュニケーションを取れということのようです。

 

なるほどと思いましたが、私はさすがに香港でいきなり日本語で話しかける勇気?はありません。かと言って広東語が話せるわけでもなし、普通語から始めるとかくのごとしということで、これまでの自分の経験も鑑みて、最近では英語で話しかけるようにしている次第です。

 

なお、40代や50代も普通語を操る人は多いですが、やはり普通語よりは英語の方が得意なのではという印象を受けます。


実は昨日のことですが、年配の男性店員に英語で話しかけてそのまま値切り交渉に入ったところ、相手の英語力に圧倒されて、結局相手が言った値切り価格で買ってしまいました。もちろん英語力だけでなく彼の交渉術に丸め込まれたという印象の方が大きいですが、英語力も交渉力もまだまだだなと思ったと同時に、やはり、交渉事では語学力は大事だなと思った瞬間でした。

 

少なくとも、次はこの経験を活かし、英語でマシンガントークしてくる人に対しては「エイゴワカリマセン」ということにして普通語で反撃しようと思います。これも交渉での切り返し方法の一つかなと思います。最後は日本語でまくし立てててやってもいいかもしれません。相手が年配の方だとちょっと失礼かもしれませんが。。。

 

あと、お年寄りの方々はほぼ広東語オンリーですね。まぁこれは仕方がないでしょう。

 

あまり関係ないですが、以前シンガポールへ行った際には、中華系の人には普通語で事足りました。実感では、シンガポールには中華系の他はインド系もかなりの数がおりますが、それでも中華系が圧倒的に多く、それ以外に限ってはすべてマイノリティーであると思います。


タクシーの運ちゃんはほとんど中華系でしたので普通語で十分でした。レストランやホテルも大抵は普通語で十分でした。


因みに、彼等は普通語のことを華語(hua2 yu3)と言っておりました。香港や台湾では国語(guo2 yu3)という人が多いですね。あと、北京語と言っているのは香港や日本にいる日本人であって、中国系の人はあまり言わないという実感です。

 

昔は海外に行く中国人といえば広東人や福建人などが多く、よって、海外では中国語=粤語だったらしいですが、最近では普通語勢力におされていると聞いたことがあります。ほんの5年前までは香港でも普通語はほとんど通じなかったという話もよく聞きます。

  

いずれにしても、最近は円安の影響により、日本に来る中国人観光客は日増しに増えていますし、大陸の経済発展と共に、普通語の利便性が日に日に増しているのは間違いありませんね。普通語は勉強しておいて損はありませんよ。

 

では、次は春節に更新するつもりです。

今年の中国語学習の目標

新年快乐!

 

大陸でカウントダウンイベントに参加した後、昨晩から香港に来ています。

 

今回は年始ということで、今年の中国語学習の目標を書きたいと思います。

 

1.新HSK6級 250点以上

 

まずは、毎春恒例の新HSKの受験ですね。

今年も新HSK6級を受験し、目標点は250点とします。

 

まず、日程に関してですが、過去3年間はすべて3月~5月の間に受験していますので、今年もその期間中に受験するのは確定です。具体的な受験日は未定ですが、できる限り受験前に本ブログで受験日を告知するつもりです。

 

次に、点数に関してですが、最終目標は本ブログのタイトルの通り、300点満点であり、現在は中国で仕事・生活してはいるもののとても1年で埋まるようなような点差ではありません。よって、300点レベルに達するまで受験する必要はないかもしれませんが、中国語能力の客観的な現在地を知るためにも、中国語学習に対するモチベーションを維持するためにも、やはり、今年も受験したいと思います。

 

一応、去年の3月に新HSK6級を初受験し、合格ラインギリギリの※186点(听力46,阅读71,写作69,总分186)を獲得しました。

※現在、新HSK5級と新HSK6級は合否判定は無く、点数の表示のみです。ただ以前は合計180点以上は合格でした。

 

自分の勘違いかもしれませんが、听力はもっとあると思いますし、ここ最近は読解力と文章力が一つ壁を越えた実感があります。よって、听力75,阅读90,写作85,总分250で考えています。

 

また、今回はレベルチェックが主目的ですので、午前に新HSK5級を受験し、午後に新HSK6級を受験するのも面白いかもしれません。特に筆記試験は新HSK5級と新HSK6級では形式が大きくことなりますので、実力がより細かく把握できるかもしれません。

 

2.広東語 日常会話レベル到達

 

実は、去年の6月から11月まで半年間、中国語教室に通って広東語を勉強していました。ただ、結果は惨敗。 原因はいろいろ思い当りますが、ざっと以下の通りです。

 

①現在広東省で暮らしているものの、普通語を使えば公私共に不自由しない。
②今は普通語を話せるため、授業中に困ると直ぐに普通語を使ってしまう。
③普通語を勉強していた時は週一回、午前3h、午後3hの計6時間勉強していたが、

 今回は週一回3hのみ。
④日々普通語を使っている中で普通語の疑問質問がまだまだたくさんあり、
 限られた授業時間の中でそちらの解決を優先してしまう。
 ※特に残りの数か月はほとんど普通語の授業になってしまいました。

⑤広東語の電子辞書がない。

 

意外かもしれませんが、自分の中では⑤の影響が少なくないです。私が普通語学習を挫折しなかったのは、SHARPの電子辞書「PW-AC30」の助けによるところが非常に大きかったです。

 

私は別にシャープ社のまわし者ではありませんが(笑)、「PW-AC30」の携帯性と利便性は素晴らしいので、特に中国在住で中国語で悪戦苦闘している方にはぜひオススメします。

 

特に他の電子辞書と比べて顕著なのがサイズの小ささで、よくスマホと間違えられます(笑)。スマホと間違えられて別段困ることはありませんが、飛行機内で毎回CAに携帯の電源を切れと注意されてイラッときます(笑)。

 

それはさておき、「PW-AC30」の良いところは、胸ポケットに入るサイズでいつでもどこでも直ぐに取り出して使うことができ、また、漢字のピンインがわからなくても手書き入力で簡単に意味を調べることができます。

 

購入してからそろそろ満3年になり、製造番号シールはとっくに行方不明ですが、今でも現役バリバリかつ私が所有している電子機器の中では未だに一番お世話になっています。

 

よって、「PW-AC30」の購入価格は1万5千円前後であったと記憶していますが、自分の中では100万円以上の価値があると思っています。

 

話がそれましたが、自分としては、これからも当分は華南地区でがんばっていくつもりですので、公私共により充実させるためにも、広東語を理解し、広東人の思考や文化を理解するのは重要だと考えています。よって、今回の挫折をもとにもう一度広東語学習の方法について練り直しているところです。

 

日本人と広東人の交流会を立ち上げたのもその一環です。
まぁ、どちらもまだまだ道のりは長いですね。

 

中国語と広東語だけでなく、全体的な目標も、今年は新たなことをやるよりも、今まで続けていることと、去年始めたことを継続し、より深化させることに集中したいと思います。

 

明日大陸に戻りますので、明日も更新します。

QQとWeChatの違い

また香港から更新です。

実は先月も香港に来ましたが、スケジュールがタイト過ぎて更新する時間が取れませんでした。

 

前回も書きましたが、私は普段は大陸に住んでいるため、ブログを見ることはできても更新することができません。理由は不明ですが、大陸ではブログの閲覧は可能でも管理画面はブロックされています。

 

それはさておき、私は現在は中国に常駐しているため、ここ最近中国人の友人が一気に増えました。一応、これまでにも多少はいましたが、普段は会わずに遠く離れた相手とQQをするだけなど、気軽にあって遊ぶような友人はいませんでした。

 

今では積極的に様々なイベントや交流会に参加し、また自分でもバドミントン会と広東人と日本人の交流会を主催するなどしており、比較的充実した日々を送っています。

 

そろそろ本題に入ります。

 

中国では、スマホやPCでよく使うアプリケーションが他国とは異なります。世界的(というより、特に日本)では、会話はSkype、インスタントメッセージはLINEが主流ですが、中国ではそれぞれQQとWeChat(微信)が使われています。両方とも広東省深圳(シンセン)市にある腾讯(Tencent)というIT企業が管理運営しています。

 

このブログでもQQについては度々触れていますが、最近様々な年齢層の中国の方、日本の方にお会いして、一つ重要なことに気づきました。

 

日本人はQQを使わず、微信だけ使う。

中国人はQQも微信も使うが、最近はほとんどの人が微信を多用する。

ということです。

 

中国ではフェイスブックツイッターなど、様々なアプリが規制されていますが、中国で2014年7月からLINEが使えなくなって以降、今までLINEを使っていたほぼすべての日本人がWeChat(微信)を使っています。

 

一方で、中国人は大抵QQと微信の両方のIDを持っていますが、今では多くの人が微信だけを使用しています。QQはかつてほとんどの中国ネットユーザーが使っていましたが、2011年1月から微信のサービスが始まって以来、今ではほとんどの人が微信だけ使用し、QQはたまに使うかIDだけ残しているという状態です。

 

そこで問題なのが今の私の状況です。

実は、私はQQは使っていますが微信を使っていません。

 

ここ最近は特に日本人の集まりに参加する機会が多いのですが、上記の通り、微信のIDは持っているがQQのIDは持っていないという人がほとんどで、結果として連絡先を交換する機会を逃してしまったということが何度かありました。

 

ということで、スマホ嫌いの私もついにスマホを買うという決断に至りました。

 

正確に言いますと、今年の5月に一度Coolpadという中国ブランドのスマホを買い、一度は微信をやりました。しかしながら、そのスマホが安価であったこともあり、使い勝手が恐ろしく悪く、かつ、やはり仕事で使う場合は折り畳み式でない従来型の携帯の方が使い勝手が良いため、8月に使い勝手の良いNokiaの従来型の携帯を買って以降、スマホとも微信とも決別していました。

 

ところが、上述の通り、今では日本人のほとんどが微信を使っており、また中国人でも最近は微信だけを多用している人が多く、これから両方の友人・知人を増やしたい自分としては、またスマホを買わざるを得ない状況となったわけです。

 

私が微信を使っていた7月までは、日本人はLINE、中国人は微信を使っている人が多く、両方使うのも面倒だし、ほとんどの中国人はQQのIDをもっているため、微信を使う必要性を感じていませんでした。よって、やるとすればLINEでしたが、既にフェイスブックツイッターがブロックされている状況でしたので、LINEもいつブロックされるかわからないと密かに感じており、また、そもそもスマホ自体もあまり好きではないため、結局使っていませんでした。

 

いずれにしても、今回香港に来た一番の目的はスマホを買うことです。中国で買った例のスマホには懲りていたのと、できればSHARPスマホを買いたかったのが理由です。

 

結論から言いますと、中古ですが、SHARP製のスマホを買うことができました。

 

新品は見つけることができず、旺角(モンコック)の地下鉄駅近くの先達廣場という中古携帯市場へ行き、ようやく1台だけ見つけることができました。この場所のことはまったく知りませんでしたが、たまたま泊まったホテルの近くにあったため知ることができ、ラッキーでした。

 

また、これも知らなかったのですが、近くに女人街という有名な露店街もあり、値切り交渉を楽しみながら安く買い物できて良かったです。香港には何度も来ていますが、そもそも旺角に降り立ったのが今回初めてであり、駅近くの歩行者天国では、夜になると至る所で路上パフォーマンスが繰り広げられていました。

 

話を戻しますが、SHARPスマホを買った時に店の兄ちゃんにお願いして微信をダウンロードしてもらいましたので、これからは使う機会を増やしていきます。また、微信と同時にLINEもダウンロードしてもらいました。理由は、香港でLINEをダウンロードすると大陸でも使えると聞いたからです。実際にLINEを使うことはほとんどないと思いますが、情報の真偽を確かめ、次回訪港時に報告します。

 

因みに、Skypeはまだ中国で規制されていませんが、これもいつ規制されるかわかりませんね。ただ、ネット回線を通して会話をするだけなら、QQの方がSkypeより断然使いやすいですし、QQは仕事上でもデータのやり取りなどで多用しますが、Skpyeはまったく使っていませんので、もし規制されたとしても私にはまったく影響がありません。

 

 では今回はこれくらいにします。

 

 

センツール

騰訊=Tengxun、タンシュン)と呼ばれる中国広東省深圳に本拠を置く持ち株会社で、インターネット

友人が増えても、気づくとほとんど日本語だけを使っている日があります。

香港から

前回の更新時に、

「これからは中国にいるので、現地の中国語情報を頻繁に届ける。」

ようなことを書きましたが。。。残念ながら中国からは更新できません(涙)。

 

中国でこのブログを見ることは可能なため、てっきり更新も可能だと思いこんでおりました。ただ、どうやらブログ更新のための管理画面がブロックされているようです。

 

堂々と宣言した手前恥ずかしいですが、今回、渡航後の5月に中国で更新を試みるまで、これまで一度も中国で更新してなかったというのが私の落ち度です。

やはり、ここでは細かなところまで確認せねば。。。

 

ということで、今回は香港から久しぶりに更新します。

 

今回、再び中国で長期間働いていて思ったのは、私の中国語力など所詮大したことないということです。去る3月に新HSK6級と口試高級は確かにパスしましたが、すべての能力においてやはりネイティブとはまだまだ開きがあると思います。

 

新HSK5級合格時点のレベルで、確かに打ち合わせなどでも十分理解できるレベルになりました。ただ、そのレベルというのは特定の範囲、つまり、打ち合わせする相手が顔見知りで、話す内容やクセ、その他関連して良く使用する単語などがわかっている上でのレベルということです。

 

つまり、上記条件をクリアしていない段階では、例え新HSK6級をクリアできるレベルに到達していても、理解するのは簡単ではありません。また、覚えなければならない単語というのは無尽蔵にあります。

 

また、日本人(あるいは外国人)慣れしている人とそうでない人とでは、中国語によるコミュニケーションの難易度にかなりの開きがあります。特に後者の場合、話すスピードが容赦ないです(汗)。

 

幸い私の場合は、単語力の問題は依然としてあるものの、話すスピードに関しては速くても聞き取ることが可能です。ただ、中国人ネイティブ並みのスピードやネイティブに伝わるように話すことは苦手なため、そのギャップで悩むことが多々あります。

 

つまり、相手の言っていることはわかっていても、わかっている程度に相手に伝えることができないため、相手に「本当に理解しているのか?」という不信感を与えてしまうことがあります。

 

まぁただ、この辺は時間をかけて解決していくしかありません。

 

中国語は直ぐに上達しませんが、中国のみなさんとの関係は自分次第でいくらでも変えることができます。彼らと信頼関係を築くことができれば、多少の言葉のハンディはカバーしてくれます。つまり、最初に貼られたダメレッテル?の誤解も徐々にとけていきます。

 

正直、自分の力不足にガッカリすることも多いですが、ここに来てまた中国語の難しさを再確認したということが、自分が新たなステージに行ったという意味だと、今では肯定的に考えています。

 

あと、見る・聞く・書く・話すのうち、やはり一番難しいのは「話す」能力ですね。この能力に関しては、やはり現地で働くのが一番手っ取り早いです。あとの3つは独学可能ですが、話すことだけはやはり相手がいないと始まらないですから。

 

次に新HSK6級を受けるのはまだまだ先ですし、この筆記試験に話す能力は関係ありません。ただ、自分の中国語能力の最終目標は、「中国人と伍してビジネスする」ですので、まずは、この「話す」能力をもっと強化する必要があります。

 

ということで、今後もより多くの中国の友人・知人・同僚と、今まで以上に中国語でコミュニケーションを取りたいと思います。

 

それでは、皆さんが忘れた頃にまた更新します。